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『最も近き希望』〈哲学小説〉
¥1,980
[タイトル]:『最も近き希望』 [著者名]:倉石 清志(Seiji Kuraishi) [ジャンル]:〈哲学小説〉/A5. 60頁 [刊行日]:2015年3月30日刊行 [価格]:1800円(税別) [ISBN]: 978-4-905520-06-1 [在庫状況]: 有 [内容]: この作品は、修道士ウィルフリッドが≪常若の国≫を目指すも、志半ばにして病死する、ただそれだけの物語である。 1349 年の晩夏。疫病が猖獗を極めるヒベルニア。理想への逃避行。辛苦を忘却するための耽溺から、真理の愛求に動機を変えて、観念に潜思する若き修道士。 悪の離隔を経て、知識の鍵を獲得し、感謝、承認、喜びを携え、愛の懐へ。終極における神秘の交わりによって開示されたものとは? [編集者から一言] 1349年、ペストが猛威を振るうアイルランド。 三人の修道士が≪ティル・ナ・ノーグ≫へ逃避行する。 生意気な若き修道士ウィルフリッド、実直な性格の修道士ファーガス、 そして逃避行を決意した老修道士エドウィン。 その道中、エドウィンとファーガスに不幸が押し寄せる。 そしてやがてウィルフリッドの身にも……。 だが彼の命が終わろうとする時、神秘の体験が待ち受けていた。 愛の探求によって開かれた真理とはいかなるものだろうか? (2017年 記述)
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『流れる痕跡』〈絵本〉
¥770
[タイトル]:『流れる痕跡』/Scudding Mark [著者名]:森谷 朋未(Tomomi Moriya) [ジャンル]:〈絵本〉/Illustrated book A5. 16頁 [刊行日]:2015年2月20日刊行 [価格]:700円(税別) [ISBN]:978-4-905520-05-4 [在庫状況]: 有 [内容]:穏風号の飛行士が今日も大空を翔けていく。 彼はどこから来て、どこへ行くのだろうか。 [編集者から一言] 本書は文字なし絵本である。 自由に言葉を想像してほしいという作者の願いが込められている。 温かいタッチからなる胸おどる飛行物語。 美しく壮大なラストシーンで、読者はきっと心が揺さぶられるはず。 (2017年 記述)
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『永劫選択』〈ゲームブック〉
¥2,530
[タイトル]:『永劫選択』 [著者名]:倉石 清志(Seiji Kuraishi) [ジャンル]:〈ゲームブック〉 B6 ソフトカバー(並製) 608頁 [刊行日]:2013年12月5日刊行 [価格]:2300円(税別) [ISBN]:ISBN978-4-905520-03-0 [内容]:この物語の主人公は、〈あなた〉である。マトーリン地方のハーライン王国。 ここは現在、無法地帯と化していた。その原因は、魂ある者の〈悪性〉を増大させる《悪の鐘》であった。 隣国フィルモアの議員は、ハーラインの復興に動き出す。 4人の救済者を、そこに派遣する。救済者の1人はあなた。任務は、ハーラインに災禍を齎した悪の鐘を除去し、 それを〈霊泉〉に沈めること、そして〈夢見の王〉セブランを魔法の眠りから覚醒させることである。 あなたは、この困難な任務を全うすることが出来るだろうか?
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『多くの一人』〈絵本〉
¥1,760
タイトル]:『多くの一人』 [著者名]:森谷 朋未(Tomomi Moriya) [ジャンル]:〈絵本〉 B6 ソフトカバー(並製) 29頁 [刊行日]:2012年7月11日刊行 [価格]:1600円(税別) [ ISBN]:ISBN978-4-905520-01-6 [在庫状況]: 在庫僅少 [内容]:寒村アスト。そこは〔凍てつく雨〕が降り注ぐ、消極的な画一主義の村。 この村で生まれた少女リル。彼女は、村人たちの生き方に対して、次第に疑問を持ち始めた。リルに待ち受ける運命とは? [編集者から一言] 森谷朋未の処女作『多くの一人』。 倉石清志の監修の下、本作は制作された。 全体主義・画一主義の傾向にある寒村アストに生まれ育った少女リル。 天真爛漫で自由と個性を愛する一人の少女の運命が描かれた大人の絵本。 (2017年 記述)
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『隠者の小道』〈哲学小説/対話編〉
¥3,080
[タイトル]:『隠者の小道』 [著者名]:倉石 清志(Seiji Kuraishi) [ジャンル]:〈哲学小説/対話編〉 B6 ハードカバー(上製) 303頁 [刊行日]:2011年11月15日刊行 [価格]:2800円(税別) [ISBN]:978-4-905520-00-9 [在庫状況]: 在庫僅少 ※こちらの商品は、発送までに一週間から10日程度お時間をいただきます。 [内容]: 〔3世紀ローマ帝国を舞台にした隠者アルカディウスの哲学的対話物語〕 西暦289年のローマ帝国。威光の陰りが顕著になった時代。人は老いてその活力が失われるように、ローマの大懐と力能は今や灰燼に帰そうとしていた。われわれの生きた世紀は終焉へと流転する。イタリア半島の〈巨神山〉。偶然と必然の記憶。〈隠者の小道〉、それは巨神山に通じる岩山の山道。その山頂に住まう一人の隠者。名はフロンティヌス・アルカディウス。秩序がおりなす邂逅。彼のもと、縁ありて訪ね人きたる。〈対話〉による契機。神々の天空に近き山巓における哲学の語らい。ときとして一致し、ときとして対峙する。さあ、探究の道へ。 [編集者から一言] 倉石清志の処女作『隠者の小道』。 本作は著者が二十九歳の時に書き始められた哲学対話篇である。 著者の初々しい時代の思想が堪能できる貴重な作品である。 古代ローマ帝国の隠者アルカディウスの人格を通じて語られる心に深く響く幸福の哲学書 (2018年 記述)